こんにちは、ヤマディーです。

現在、積立型の保険に入っている・検討中・勧誘を受けているそこのあなた!!あなたももしかしたら損をしているかもしれません。
ぜひ自身の現状と見比べて頂けたらと思います。ぜひ最後まで見てください!
なぜ損をしたのか
まず、そもそも私がなぜ損をしたのか、について書いていきます。
途中解約
結論、途中で解約をしたからです。
そのため、以下の計算式の結果、約100万円ほど損をした計算になります。
- 今まで積み立ててきた保険金額ー解約返戻金=損した金額
数年間積み立てていたので、解約返戻金が一部戻ってきました。
基本的に、積立型の保険の利率は非常に低く、支払った金額がプラスになって返ってくるのは、支払い初めて数十年後です。

10年ぐらい積み立てて、「払い済み保険」に変更すれば、将来貰える金額が、積み立てた金額を超えるんじゃないの?

「払い済み保険」については、以下で詳しく述べようと思います。
入っていた保険
保険会社 :プルデンシャル生命
内容 :ドル建て終身保険
積立金額 :約¥38,000/月(※ドルなので、毎月少し変動します。)
口座引き落とし日:毎月27日
ざっくり説明すると、40年間払うと、支払った保険金額が1.4倍程度になる、というプランでした。
なので、単純に貯金をしたら、約18百万円になるところ、この保険に入るだけで、死亡保障(約30百万円)が保障されながら、何もせず約26百万円ぐらいになるよ、というものです。
要するに、保険という機能も持ちつつ、将来的に数百万円もプラスになって返ってくるというものです。

パッと見、「お~いい感じですやん!」って思えますよね。

なぜ保険金額が増えて返ってくるのか
ここでは、「なぜ保険金額が増えて返ってくるのか」、について書いていきます。
理由は至極単純です。
保険会社が資産運用をしているからです。
→資産運用をして、その一部を被保険者に還元しています。
(※もう少し複雑ではあるものの、ざっくりこのイメージですね。)
もし、現在勧誘を受けているのであれば、その方に、どういう仕組みなのか詳しく聞いてみてください!
- 高額な手数料
ただ、この代わりに運用をしてもらうための手数料が、非常に高いことがほどんどなんです。(運用益のほとんどが手数料です。)

外資の保険マンが良い身なりをしている理由が分かりました。。。
なぜ解約をしたのか
次に、「なぜ解約をしたのか」について書いていきます。
自分で資産運用
結論、自分で資産運用をした方が儲かる、と考えたからです。
もう少し詳しく言うと、保険会社に手数料を払って、代わりに投資信託・株などを買ってもらわず、自分でやったほうが確実に得だなと考えた、ということです。
「払い済み保険」に変えなかった理由
次に、なぜ「払い済み保険」に変更しなかったのかについて理由を書いていきます。
そもそも「払い済み保険」とは、今日時点で、保険金を支払うのを停止し、今まで積み立てた金額を運用するものです。

上記だけを見ると、わざわざ解約しなくてもいいじゃん、と思いますよね?
しかし、払い済み保険もデメリットがあり、今まで積み立ててきた保険金額を超える金額を受け取れるのは、30年後など、非常に先なのです。かつ、利率も非常に低いので、やはり保険会社に手数料を払うぐらいなら、自分で運用しようという結論になりました。
また、肝心の保障部分も、だいぶ改悪になります。
①お金の流動性の低さ、②保障内容がしょぼい、という2点から、「払い済み保険」にすら変更しませんでした。
解約のリスク
解約したらすべてがハッピーかと言うと、そういうわけではありません。
それぞれ、一般的なリスクを列挙していきます。
死亡保障はどうするのか
まず、今までついていた死亡保障をどうするのかという問題がありますよね。

今までは、死亡保障3千万円ついていたのに、それはどうするの?

国の社会保険で十分だと考えたので、わざわざ追加の死亡保障が無くなってもいいかなという考えになりました。
ここは特に人によると思います。
国の保障だけでは足りない、と言う方もいると思います。その方は何かしら企業の保険に入るべきです。
もちろん、それでも積立型保険はオススメできません!(※詳しい理由は後ほど述べます。)
企業に勤めているなら、一度は感じたことのある、税金の高さ。その中でも「社会保険料」って地味に高くないですか?
高い分、しっかり保障が付いていることを調べていなかったのです。
自分で定期積立
二つ目のリスクとして、「今後は自分で定期的に積み立てていく必要がある」というのがあります。
今までは、半強制的に、決まった日に口座から引き落とされていました。
しかし今後は、自分で決まった日に、決めたペース・決めた金額を必ず積み立てていく必要があります。
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そもそもなぜ契約してしまったのか
続いて、「なぜ契約してしまったのか」について書いていきます。

結論、「周りの人も入っている」から加入しました。
当時、社会人1年目の私は、先輩にライフプランナーを紹介され、自分の部署のほとんどの人が積立型保険に加入しており、「みんな入っているし大丈夫でしょ」と安易な考えで契約をしてしまいました。
当時は今よりもお金が無く、かつ慣れない仕事にいっぱいいっぱいだったので、自分でしっかり調べようという気も起きなかったです。。

本当に反省しています。。。
話が逸れますが、総合商社で働いている人は大体積立型保険に入っていますね。。
理由としては、やはりお金持ちが多いため、保険会社からすると「カモ」なんですよね。
また、総合商社の方は以下で紹介する特徴に一部当てはまっている方がいるから、というのも理由の一つかなと思います。
皆さんも、こういう保険に限らず、「なんとなく」意思決定していることはありませんか?
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積立型保険に入るべきか
ここからは、「積立型保険に入るべきかどうか」について書いていきます。
ここまで読んでいただいたなら、結論は予想できていると思います。
結論:入らなくていい

結論、個人的には、積立型保険は入らなくて良いと思います。
やはり、貯蓄と保険は分けて考えるべきです。
リベ大や、その他YouTuberの方も大体同じことを言っていますね。
私が解約という意思決定に至るまでに、参考になった動画を載せておきます。
動画紹介
- 両学長 リベラルアーツ大学
- MoneySenseCollege
- 井上ヨウスケ / 井上FP事務所

積立型保険に入っていても良い人
最後に、「積立型保険に入っていても良い人」の特徴をいくつか列挙していきます。
あなたは当てはまっているでしょうか?
本当に貯金が出来ない
まず一つ目は、「本当に貯金が出来ない人」です。
あればある分だけ、なんならそれ以上お金を使ってしまう人は、無駄にお金を使ってしまうより、半強制的に引き落とされる保険の方がまだ価値があります。
一生貯金が出来る気がしない人は、入っていた方が良いと思います。
忙しすぎる
二つ目は、「忙しすぎる人」です。
こちらも、自身で決まったタイミングで積立できないぐらい忙しければ、手数料を支払って、保険会社に運用してもらう方がいいかもしれません。
まあ、それでも自動で設定できる積立NISA等しておけば、問題ないと思います。
積立NISAの口座開設・初期設定すらできないぐらい忙しいのであれば、保険会社にお願いして、積立型保険に入っても良いと思います。
金が有り余っている
最後三つ目は、「お金が有り余っている人」です。
死ぬほどお金が有り余っていて、別に毎月数万程度引き落とされても気づかないよ、レベルであれば、別に入っていても良いと思います。良いように言えば、「分散投資」ではあるので。

今後の予定
損をした100万円
損をした100万円については、もう戻ってきません。
しかし、解約返戻金を米国ETFなどに自分で投資すれば、当初の保険プランの、最終積立金額総額を上回る予定(現状損した100万円はもちろん、それ以上戻ってくる予定)です。
もちろん、上記で述べたリスクはあります。
また、あくまで計算上の話だし、もちろん、20年後30年後のアメリカの経済状況が最悪の可能性も0ではありません。ただ、とにかく、これからは、自分でしっかり腹落ちするまで調べ、なんとなく意思決定するのはやめます。
今回も最後まで見て頂きありがとうございました!!
投資関係だけではなく、旅行関係、就職関係についてもたくさん記事を書いているので、ぜひ見てください!!
今回は、「積立型保険で100万円損した話」をしていきます。