こんにちは、ヤマディーです。
商社業界に興味がある就活生も、興味があまりない就活生も必見です!!
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結論
個人的に、日本において、総合商社は結局必要であると考えます。
あなたも、どこかの記事やニュースで、「商社不要論」のような言葉を聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

それぞれ、過去の商社のフェーズごとに理由を記載していきます。
フェーズ1:トレード
まず、商社の最初のビジネスは、「トレード」でした。いわゆる、貿易です。
やり方は、基本的に以下の2パターンです。
- 海外から一括で仕入れて、国内のメーカーに売りさばく
- 国内から一括で仕入れて、海外に売りさばく
この令和の時代も、やり方は大きくは変わってはいません。

自分で仕入れた方が、手数料も払わなくていいし、楽じゃない?情報もネットで取れる時代だし。
そう思う方、たくさんいらっしゃると思います。
商社を通さない場合
しかし、実際に、商社を通さずにいざビジネスを始めるとなると、デメリットがあります。
- 仕入れたい商品だけ買うと割高
- もし商品に問題があると、自社で解決しなければならない
上記のデメリットがあるため、一括供給できる・リスクを負う商社に任せた方が圧倒的に楽な面が多いです。
加えて、日本人の国民性として、「安定志向」というのも、商社に任せるお客さんが多い理由の一つですね。
フェーズ2:投資
続いて、商社は取引先に「投資」をし、自社のグループ会社にしていきます。
フェーズ1の「貿易」で、潤沢な資金を稼ぎ、そのお金でたくさん投資をします。
投資自体は現在も割と盛んに行われていますね。

ベンチャーキャピタルも十分資金があるし、わざわざ商社がやらなくていいんじゃないの?
ベンチャーキャピタルの方が、投資に特化してる会社だし、そっちの方が安心な気がするけど。

おっしゃる通り、ベンチャーキャピタル(以下:VC)同様資金も十分にあります。(※もちろん会社によります。)
しかし、VCと商社には明確な違いがあります。
VCと商社の違い
その会社の内情がよりわかる
まず第一に、フェーズ1の「トレード」にて、実際に取引している会社がVCより圧倒的に多く、その分、その会社に対して知見が多いです。
また、その業界に対しての知見も多いため、投資判断材料がVCよりも多いです。
実際に、ベンチャー企業の資金調達において、今後の成長イメージの説明を起業家から受けた際、実際にその成長が可能かどうか、VCや投資家よりもわかる場合があります。
https://business.xserver.ne.jp/
フェーズ3:経営
そして最後は、フェーズ2で投資した会社を経営していくフェーズです。
経営をするのは、その会社と「トレード」をしていたり、「投資」を行ったりしてきた担当がなることが多いです。
そのため、その会社の内情を十分に知っています。

もし自分の会社の経営者が、ポッと出の人だったら嫌ですよね?
経営者を輩出するという観点でも、商社は必要と考えます。
https://www.kusurinomadoguchi.com/column/altitudesickness-6210/#:~:text=%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%AF%E3%80%81%E5%87%A6%E6%96%B9%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%97%E3%81%A7,%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82今回も最後まで見て頂きありがとうございました。
次回は、「世の中に必要とされる企業に入るべきか、自分のやりたいことができる企業に入るべきか」というテーマについて書いていきます。引き続き見ていただけると嬉しいです!!
今回は、結局日本に総合商社が必要な理由というのを、個人的偏見も交えて書いていきます。